プログラミング
ブロックMESHTM※1
使って手洗いをしたく
なる
装置を開発!

キレイキレイ×
ソニー・エクスプローラ
サイエンスが
ワークショップを開催

ソニー株式会社が運営する体験型科学館「ソニー・エクスプローラサイエンス※2」と「キレイキレイ」が共同で、2019年6月15日(土)に小学生を対象にした初のコラボレーション・プログラミングワークショップを開催しました。

実施期間
2019年6月15日(土)
実施場所
体験型科学館「ソニー・エクスプローラサイエンス」(東京都)

※1 ソニーのスタートアップの創出と事業運営を支援する「Seed Acceleration Program(シード・アクセラレーション・プログラム)」から生まれた、誰でもかんたんにデジタルなものづくりができるツールです。さまざまな機能を持った無線でつながる小さなプログラミングブロック(MESHTMブロック)を組み合わせることで、難しい電子工作の知識やプログラミングの知識がなくても、「あったらいいな」と思うIoT(モノ・コトのインターネット化)を活用した仕組みをつくることができます。ひとつひとつのブロックは小さく、アプリや他のブロックと無線でつながり、身近なものと自由に組み合わせてアイデアを自由にかたちにすることができます。子どもたちは、MESHTMを通して、新しい仕組みを生み出す創造力や、身の回りの課題を解決する思考力など、これからの時代に必要な力を身につけることができます。

※2 ソニー・エクスプローラサイエンスは、2019年10月31日をもって閉館しました。

子どもたちが創造力豊かな
アイデアを発揮!

ワークショップでは、子どもたちが自由なアイデアで手洗いしたくなる仕組みを考え、ソニーのプログラミングブロックMESHTMを使って、楽しみながらプログラムを組んでいきました。まずは、プログラミングのやり方やMESHTMの基本的な使い方のレクチャーからスタート。動かすと音がなる、押すと音がなる、光るなど、様々な種類のMESHTMに子ども達は興味津々な様子。「早く作りたい!」「楽しみ!」などの声があがっていました。

その後、ライオンの担当者より“手洗いの大切さ”について説明があり、食中毒が心配な季節が近づく中、子どもたちに手洗いの大切さについて考えてもらいました。どんな時に手を洗わなかったか、なぜ手を洗わなかったか、どうすれば手を洗うようになるか、というステップでアイデアを膨らませていきました。参加した子どもの一人は、「外から家に帰ってきたとき」「おなかが減ったとき」などの手を洗って欲しいタイミングで、「“手を洗え”と連呼されると手を洗うようになる」、というアイデアから、自らMESHTMに「手を洗え、手を洗え」と声を吹き込み、センサーが反応すると声が出る仕組みなどを考えていました。子どもたちが「家族が手洗いをしたくなる装置」を自由な発想で夢中になってつくる姿が印象的なワークショップとなりました。

ワークショップの最後には、それぞれが創造した「手洗いをしたくなる装置」をみんなの前で発表。「ポンプを押すと拍手される」、「手を洗い終わったらファンが回って手を乾かしてくれる」、「お母さんの声で“手洗いしましょう”と言われる」、など大人では思いつかない独創的なアイデアばかりで、会場からは驚きや笑いの声が沸き起こっていました。

次世代を担う子どもたちの
好奇心や創造性を
育む機会を

キレイキレイは社会貢献活動の一環として、子どもたちに手洗いの大切さや正しい手洗いの仕方などを伝える清潔衛生習慣の定着活動を全国で展開しています。また、ソニー・エクスプローラサイエンスは、ソニーの科学教育支援活動「ソニー・サイエンスプログラム」の一環として、次世代を担う子どもたちの好奇心や創造性を育む機会を提供しています。

今回、キレイキレイはソニー・エクスプローラサイエンスとコラボレーションし、よりよい生活習慣づくりとして、衛生教育と科学教育を組み合わせたワークショップを初めて実施しました。参加した子どもたちからは、「とても楽しかったし、勉強になった」「手を洗う大切さを学んだので、家でも作ってみたい」といった声をいただきました。

また、同日に開催した「科学実験ショー サイエンスバトラー」にも多くの親子が参加。スペシャルゲストとしてライオンちゃんが登場し、正しい手洗いについてわかりやすく説明しました。

キレイキレイは、清潔衛生習慣と次世代を担う子どもたちの好奇心や創造性を育む機会提供を今後も継続して取り組んでいきます。