タオル交換も、
正しい手洗い

せっかく手をキレイに洗っても、細菌が増殖したタオルでふいたら逆効果!キレイな手に細菌がうつらないように、タオルはこまめに取り換えましょう。

手ふき用タオルに、
細菌が増殖!

石けんやハンドソープで手を洗った後、仕上げに水をふき取るのに使う「タオル」。みなさんは、どのくらいの頻度で替えていますか?調査の結果、7割以上の家庭で同じタオルを2日以上使い続けているという実態が明らかに!実は、洗面所やトイレの手ふき用タオルは繰り返し使っているうちに細菌が増殖してしまうんです。

タオルのマメな交換も、
手洗い習慣の1つ

ハンドソープを使用した手洗い

実際、使用した手ふき用タオルにはどのくらいの細菌がついているのでしょう?下記3種のタオルそれぞれの菌汚染状態を調べてみました。

①洗濯したてのタオル
②洗面所で3日使用したタオル(手ふき回数39回)を1日室内で放置し乾燥させたもの
③トイレで6日間使用したタオル(手ふき回数50回)を1日室内で放置し乾燥させたもの

結果、下の写真のように、②③からは、一旦乾燥させた後にもかかわらず、細菌が検出されました。さらに、これらのタオルを使ってハンドソープで洗った後、②③で拭いた後の手にはタオルから細菌が移っていることが判明!せっかく手をキレイに洗っても、細菌が増殖したタオルでふいていたのでは逆効果です。タオルのマメな交換も、手洗い習慣の1つとして心がけましょう。

「湿ったら取り替える」がおすすめ

手を拭いた回数や、部屋の温度・湿度などにもよりますが、一度湿ったタオルは長時間放置することで細菌が増殖し、細菌が残っている可能性が・・・。タオルは一見汚れていないように見えても、「湿ったら取り替える」ことをおすすめします。